高原の胡桃の高い栄養価

「高原の胡桃」は中国では山核桃と呼ばれ、浙江省と安徽省に跨る天目山エリアでしか採れない高級ナッツとして知られています。中国では古来より、その美味しさだけでなく、脳の発育にも良いと珍重されてきました。最近では栄養価が高く、豊富なビタミン・ミネラルが多く含まれている食物として改めて評価され、妊娠中の女性にも積極的に摂取するよう推奨されています。

オレイン酸はナッツでもトップクラス

一価不飽和脂肪酸の代表であるオレイン酸は、オリーブオイルなどの植物油脂に豊富に含まれ、血液中のLDLコレステロールを下げる効果があるため、生活習慣病予防や健康の維持・促進、ダイエットの観点からも注目を浴びる成分です。高原の胡桃とグリーンレーズン100gに含まれるオレイン酸は22g(22,000㎎)以上含まれています。この量は落花生よりも多く、ウォールナッツの約2倍です。

鉄分はプルーンの約3倍!

鉄は多くの女性で必要量を摂れておらず、特に不足しやすい栄養素のひとつです。製品100gあたりで3.2mgという含有量は、他のナッツ類やドライフルーツ類と比較しても高い値であり、特に鉄が豊富なイメージ食品であるプルーンの含有量1.1mg/100gの約3倍です。

α-リノレン酸も豊富

多価不飽和脂肪酸のうち、特にn-3系(オメガ3)脂肪酸は、血中コレステロールの低下や便秘予防、学習能力の向上、認知症予防など健康に良い効果をもたらすことで注目を浴びている成分であり、ナッツ類であればクルミの含有量が特出しており、高原の胡桃とグリーンレーズン100g中、α-リノレン酸は749㎎以上含まれています。